衛星放送・ケーブルテレビの視聴率 | 視聴率の基礎知識
今まで取り扱ってきた視聴率は、地上波放送の視聴率であり、テレビとアンテナさえあれば見ることのできるテレビ番組に対するものです。しかし、放送事業の多様化が進んでいる現在では、地上波以外のテレビ放送も広く行われるようになっています。その地上波以外のテレビ番組にはどのようなものがあるのでしょうか。また、その番組の視聴率は調査されているのでしょうか。
地上波以外のテレビ放送
地上波放送には、NHK2局と各種民放がありますが、地上波以外のテレビ放送を挙げてみましょう。今では地上波以外のテレビが豊富に揃っていて、見たい番組が多すぎて全て見れない人もいるのではないでしょうか。その増え続けるテレビ放送について探っていきます。
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衛星放送
BS放送やCS放送と言われているものです。BSとCSは仕組みそのものが違っていて、本来ならば別物として扱うべきものなのですが、現在ではBSとCSの仕組みの違いによる弊害はほとんどなくなり、同一視してもいいものになっています。あえて違いを挙げるとすれば、CS放送のほうがチャンネル数が多く、ややマニアックなところでしょうか。どちらも、宇宙軌道に打ち上げられた人工衛星を通じてテレビ放送を行うものです。BS放送やCS放送を見るためには、専用のアンテナとチューナーを必要とします。
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ケーブルテレビ
文字通り、ケーブルを使ってテレビ画像やデータを直接送信する放送です。普通のテレビ放送は空中を飛んでいる電波を受信することでテレビを見ることができますが、ケーブルテレビの場合はケーブルでデータが送られるので、ケーブルテレビを見るためにはテレビにケーブルをつなげなければなりません。最近は、ケーブルテレビとインターネット回線をセットにして提供しているところが多くなったので、私の家のようにインターネットとケーブルテレビをセットにして申込んで導入する家も多くなりました。
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衛星放送・ケーブルテレビの視聴率の測定は?
日本での視聴率測定は、ビデオリサーチ社が一手に行っており、衛星放送やケーブルテレビの視聴率もビデオリサーチ社が測定しています。しかし、ビデオリサーチ社の話によると、視聴率は集計はしているけれども、BSやCS、ケーブルテレビの導入率がそれほど高くないので全て一緒くたにして「その他の局」扱いで出しているとのこと。従って、地上波以外のテレビ放送の視聴率はある程度はわかるものの、個別の番組の視聴率はわかっていません。数値を測定すること自体は現在の技術でも十分可能だと思いますが、BSやCS、ケーブルテレビは個別の存在自体が無視されているような状態です。
ケーブルテレビは独自で視聴率調査をしている?
視聴率調査はビデオリサーチ社が独占して行っているといっても、別に他のところが調査してはいけない決まりになっているわけではありません。他のところが視聴率調査をしないのは、ただ単に調査する理由もメリットもないからなのでしょうが、インターネットとセットに括ることのできるケーブルテレビに関しては、ケーブルにちょっと手を加えることで、独自に視聴率を測定することができそうですね。そして、一部ケーブルテレビ会社では独自に視聴率調査を行っているようです。ただし、ケーブルテレビはその特性上、ある一定の地域のみに提供されるテレビ放送ですから、その地域の視聴率調査には役立ちますが、それ以外の地域には全く適用できません。現在では、各ケーブルテレビがその視聴率調査結果を基にしてそ� ��後の番組作りに役立てているだけのようです。
BS・CS放送の視聴率調査は?
一方、BS放送やCS放送の場合は、(ケーブルテレビもそうですが)視聴率自体を出すことは可能なようですから、その気になれば明日からでも視聴率を算出することは可能です。しかし、視聴率を出さない理由が「普及率の低さ」である以上、BSやCSの視聴率が番組ごとに個別に発表されるには、それなりの視聴率が番組ごとに出るようになってからだと思われます。この辺はビデオリサーチ社の思惑一つですね。現在は大分BSも普及してきたと思うのですが、他の番組に影響を及ぼしているほどではないのですね。
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